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１. Soulful Old Man Sunshine
(writing session excerpt)
２. Soulful Old Man Sunshine
３. Radio Concert Promo 1
４. Medley: Surfin' Safari/
Fun Fun Fun/
Shut Down/
Little Deuce Coupe/
Surfin' USA
(live 1966)
５. Surfer Girl
(binaural mix)
６. Help Me Rhonda
(alternate single version)
７. Kiss Me Baby
(stereo remix)
８. California Girls
(stereo remix)
９. Good Vibrations
(live)
10. Heroes & Villains
(demo)
11. Heroes & Villains
(live 1972)
12. God Only Knows
(live)
13. Radio Concert Promo 2
14. Darlin'
(live 1980)
15. Wonderful/Don't Worry Bill
(live 1972)
16. Do It Again
(early version)
17. Break Away
(demo)
18. Sail Plane Song
19. Loop De Loop
20. Barbara
21. 'Til I Die
(alternate mix)
22. Long Promised Road
(live 1972)
23. All Alone
24. Brian's Back
25. Endless Harmony
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18. Sail Plane Song 〜 19. Loop
De Loop
個人的に「Pet Sounds」「Surf's Up」と並ぶお気に入りのアルバムである'68年「Friends」期に作られ、BB5自身で演奏されたのが「Sail Plane Song」。
続く「Loop De Loop」との対比を際だたせるためにあえて初期段階の演奏を収録したのかもしれないが、楽曲の良さは伝わってくるものの、煮詰め切れていないというのが正直なところ。
それでも否定しきれないのがファンの性。後に印象的なリフレインの歌詞の乗るBメロインスト部分の陰湿な重い雰囲気とAメロの地味な軽快さとブライアンの甘い唄声が演奏的には不完全かもしれないが、味わい深い。
残念ながら「Friends」への収録はならなかったが翌年アル・ジャーディンがこの曲を引っぱり出し、「Loop De Loop」として大胆なアレンジを施した。様々なSE、様々な楽器・・・まさに音のおもちゃ箱ってな具合。そして最終的なヴォーカルが付けられたのは'98年だというから驚き。この「Sail Plane Song」と「Loop De Loop」の間には30年の隔たりがあるというわけだ。
この30年のどのタイミングで書かれたのかはわからないが、歌詞も「飛行機に乗ったことがあるかい？雲の上では雨もない」の下り以外は全て書き換えられている。
「Loop de loop flip floop fly way in an airplane」
のリフレインは力強く、全編躁、陽。「Sail Plane Song」がヘロインなら「Loop De Loop」は覚醒剤ってな具合か。へへへへ気持ちいい。
ブライアンが書いた曲ではあるが、アルがプロデュースして今回初めて日の目を見た楽曲であるが、ここから昔の西部へのタイムトリップ、アメリカの風物、ユーモアと音響効果というかつてブライアンが「Smile」のコンセプトとして挙げていたテーマが感じられるのは私だけだろうか。
30年越しの怨念か。そして我々は永遠に見ることのないであろう「Smile」の夢を見続ける。
飛行機嫌いのブライアンが書いた飛行機ソングとしてもご注目あれ。
(98.12.8.)
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