古江
尚 (絶対無/伽藍堂レコード)
1.RIALTO/RIALTO
(AMCE-2385)
子供の頃に流行っていた「ミニスカート」がエロチックさを失い、ただの小便臭いガキの腰巻きになってしまった感じの今日。※自分自身がただオヤジになっただけか?!
このアルバムの宣伝文句を見た時、60年代のサウンドを小便臭いガキどもが、見よう見まねでぱくっているのかと思いきや...ギターが二人いるにしてはなんと地味! はまりにはまったキーボード! 郷愁漂うメロディーライン!
それにしても、久しぶりに巡り合えた傑作の1枚でした。
...ということで、新譜が楽しみです。
2.the book of secrets/LOREENA McKENNITT
(WPCR-2923)
一歩、いや半歩間違ったら、ただの中近東辺りの民族音楽。
2曲目の「THE MUMMER'S DANCE」は、とんでもない繊細さとなぜか、「母性」を感じてしまいます。
ただ、ロリーナが「巨乳」でないのが残念。ただただ残念。
3.雰囲気づくり/クラウドベリー・ジャム
(QTCY-2081)
元気がいい!
こんな明るいバンドの曲はほとんど耳に残らない私ですが、ボーカルのジェニーが可愛い。ルックスとは裏腹にパワフルな声には圧倒。アメリカなんかのバンドにはない、複雑で重苦しい明るさが妙に気になります。
4.世紀末には/絶対無
(GR0037C)
手前味噌ですが、うちのバンドの新譜です。客観的に観てもイケる曲がいくつか有ります。それ以上はとても恥ずかしくて言えません。RealAudioで試聴したい人はhttp://www.garando.comでどうぞ。
5.FIFA ROAD TO WORLD CUP 98/EA SPORTS
(EMW-4044)
大のサッカーファンである私の今年の一大イベントの1つはやはり、ワールドカップでした。もちろん、去年のアジア最終予選、忘れもしない「日韓戦」も国立競技場で観戦し、例の山口の芸術的ループシュートの後の逆転を目の当たりにした時は、"へたな女"にふられたよりもショックで、帰りに渋谷で大暴れして、たくさんの看板をけり壊してしまいました。
そんなことはどうでもいい...この"CD"はもちろんゲームソフトですが、BGMにはブラーの曲が見事にはまっており、ブラーのファンにもなってしまいました。
【総括】
もう少し今様の暗さをもったバンドを期待したいのだが、運悪く(と言うよりもボンビーのため)私の耳に届かなかった。
この不況を蹴飛ばし、来年は極力新譜に触れ、自分の肥やしにもして来年の大晦日にリリース予定の新譜にも力を注ぎたい。
◆かなり前、レコード店で「渋谷陽一も絶賛」という帯の掛かった絶対無のレコードを見付け異常に気になっていたのだが、偶然インタネットがご縁でお近づきになれました。
何だかんだで時々のメール交換で長いお付き合いをさせていただいております。まだ直接お会いしたことはないけど。
飲みに行きましょう、ホントに。(遁レコ)
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