98.2.12.Up!!
平田徳雨(シノワ/トレモロ家族)
古江尚(絶対無/伽藍堂)
古殿竜夫(BB5エキスパート)
山内かおり(シノワ)
六弦斎(ホームラン商会)
筒井陽一(DM研/月面遊園地)
石垣窓(フリーボ)
金森幹夫(Cheepnis Pages)
すまいる魔人YOSHI
         (BB Cult Page)
Daisei Inoue
    (Diesays/MinorRecords)
サカテヨウスケ(ドードー舎)
オカモト(フラ、元ブラン)
アダチカツノリ(遁生レコード代表)

 →応募要項
topに戻る
'97年私の5枚

 

 


金森 幹夫 (Cheepnis Pages)

1.Expletive Delighted!/Fairport Convention
(1985,FP002CD)

僕はフェアポートのファンなのだが、80年代以降の作品はなぜかほとんど買っていなかった。そこで、マーチン・オルコックの名曲"The Cat On The Mixer"が入っているので前から聴いてみたいと思って,最近購入したのがこの作品。入手してはじめてジャケット写真の意味が理解できた。メンバー全員「目線」ならぬ「口線」を入れているが、実はこれ、インスト集であるということを意味してたのだ。当時の新曲に混じって、70年代のレパートリーの再演、ジョン・カークパトリックのナンバーなどが入っていて、ファンならではのお楽しみアルバム風に仕上がっている。



2.Elevation/Pharoah Sanders
(1973,MVCZ121)

最近ジャズCDにもちょこちょこと手を出しているが、そんな中の1枚。浮遊感覚にあふれた作品。他にジャズではマイルス・デイヴィスの「ダーク・メイガス」もよく聴いている。(でも、これはジャズというよりファンク。)



3.Citadel/Starcastle
*邦題「星の要塞」(1977,ESCA7739)

アメリンカン・プログレッシヴ・ロック・バンドのサード・アルバム。イエスのデッド・コピー・バンドなどと言われている彼らだが、このサードからは、幾分イエス色が弱まった。そこそこポップで、しかも爽やかコーラスが効いているので、プログレはダメだけどポップス(できればB級)ならイケるっていう方は、ぜひ試してみてほしい。でもジャケットで引いちゃうかもな。



4.12 Songs And You/フォークロア
(1998,9th001)

僕が元メンバーで友だちなので、選ぶのに少々気が引けたが、宣伝の意味で入れた。まだの方は、ぜひ聴いてほしい。



5.Live In Tokyo/Hermeto Pascoal
(1979)

これは反則技。実は市販されている作品ではない。一時はこればっかり聴いていたほど、あまりにも素晴らしい内容なので入れてしまった。エルメートの唯一の日本公演のFM東京からのエアチェック・テープで、ザッパ関係のネットで知り合ったTetz_LG2さんからいただいた。ブラジル・ファン、ジャズ・ファンはもちろん、マグマやアレアなどのプログレ・ファン、ザッパ・ファンなどにも充分アピールするまさにグレイトな内容だと思う。この私の記事を読んでいるワーナーおよびワーナーに関係ある方。ワーナー時代の全4作品のCD化と合わせて、ぜひこのライヴ・テープを正式に発売してください。お願いします。



旧作が多くて申し訳ない。また'98年の5枚というのに、結果的に12月現在、よく聴いている作品しか選んでいない。何せ「いつ買ったものか?」とか、「今年の作品かどうか?」といったことに関しての物覚えが悪いので、現時点で印象の強い作品のみを選んでしまった。来年「'99年私の5枚」では、ちゃんと日記をつけておくか、メモをとっておくかしておかないといけないのかな。


◆いつもカナモリさんの知識量と行動力には圧倒されます。今年は9ht labelからりリースのフォークロアのアルバムの広報部長にザッパのイベント開催、そしてホームページの開設・・・大阪遠征時はお会いするのが楽しみな方のお一人です。
今後とも何卒何卒。
                            (遁レコ)


 




(C)TONSEI RECORDS