ダミ / Joe
Lane and the Crew/Dummy Records
【2年連続2回目】→01
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■音の世界遺産−<ワールド・ミュージック・ライブラリー>
スーパー・ダイジェスト
(KICW 1000)
年間を通してよく聴いた一枚です。全33曲ですが、多くはアジア圏の音楽です。ダイジェストですのでどの曲も途中でフェイドアウトなのですが、「つまみ喰い」感覚で気楽に楽しめます。この一枚をきっかけに、このシリーズを随分買い集めました。これからも愛聴盤となることでしょう。
■トルコの軍楽−オスマンの響き
(KICW 1001)
オスマン・トルコ帝国はとても長い間存続したスルタンの国でした。その国の軍隊の音楽です。使っている楽器は普通の西洋楽器に混じって民族楽器も入っているようですが、西洋の軍楽のような整然とした雰囲気は全くなく、とてものんびりとした雰囲気であまり勇ましくありません。
20年ほど前にNHKで放映したドラマ『阿修羅の如く』のテーマ曲が収録されていたので買いました。
あの頃の八千草薫は美人でした。
■「男と女」オリジナルサウンドトラック
(TFCK-87575)
「ダバダバダ、ダバダバダ」のフランス映画『男と女』のサントラです。音楽はフランシス・レイです。所謂フランス音楽の不朽の名作なんて言われています。この辺の雰囲気は中学生の頃から好きだったのですが、もう少しまじめに聴き込んでみたいと思って買いました。とても勉強になった一枚です。
音楽が映像を喰っちゃったパターンの先駆けですかね、映画本編よりも音楽のほうが好きです。
■砂原良徳
/ LOVEBEAT
(KSC2 387)
とってもスカした音楽です。スカした雰囲気、割と薄っぺらいのですが、のなかにシンセベースはしっかり80年代の音色(ねいろ)だったりしています。非常に音質の良い一枚です。年末にあった「Electraglide2002」というイベントに出演していました。なかなか良い感じでしたが、オールスタンディングで聴く音楽ではありませんでした。マッキントッシュの音
声合成プログラムによる声が多用していたので買いました。音楽というよりは音色を聴く音楽です。
■クレイジーケンバンド / タイガー&ドラゴン.
(BSCL-35005)
帯に「高性能ヨコハマ・ヨコスカ・サウンドの最新型!」と書いてあります。文字通りのサウンドです。横須賀生まれ、横須賀育ちの私には最新型というよりはとても懐かしく聴こえます。簡単に言えばファンキーなのです。ファンクとはちょっと違います。ファンキーなのです。音楽だけじゃなくて姿勢もファンキーなのです。ィ横山剣さんはとても素敵な中年です。私も剣さんのような中年に育ちたいです。もう中年ですが。
【総括】
2002年はずいぶん音楽に接する機会の多かった一年でした。特に夏にはブランのベースとしてお手伝いできたことは良い思い出です。
また、私が参加しているバンドJoe Lane and the Crewもちょこちょことライブをやることができたり、レコーディングもできたのでそちらも良い思い出です。まだ拙いバンドですが少しずつ良くなることでしょう。
2003年は「明るく」音楽に接したいと思います。あと今年の半分は遊んで暮らしたいです。お金はありませんが。
(2003.1.30.記)