ポール！

ポール・マッカートニーの東京ドーム「アウト・ゼアー ジャパン・ツアー2015」最終日に参戦。

前回から約１年半。
前回は友人の友人のコネを使わせていただき、スタンドながら快適に座ってお楽しみできる有難き御席から、今回は開催約１週間前に自前でゲットしたアリーナほぼ最後方席。
2時間半を超えるロック・ショウを立ちっぱなしで堪能させていただきました。

僕の目に見えるのは豆粒のようで、でも、とてつもないオーラを放つ生けるビートルのひとり。周りでおっさんたちが「72だよ？あのパワーはすごいな」とか型にはまったコメントを口にするが、だってあんた、あそこにいるのはポールだぜ？基礎体力が違うんだよ。
何年ロックし続けてると思ってるんだい？

アホみたいに立ちっぱなしで踊り続けて、その疲れなのか混沌なのか、涙が抑えきれないぐっと来る瞬間多数。前回とは基本セットリストは順番入れ替えくらいの差なんだけど、また全然印象が違いました。

「1985」や「ヘルター・スケルター」のシャウトで痺れ、「恋することのもどかしさ」「恋を抱きしめよう」「ヒア・トゥデイ」「サムシング」辺りでホロリときて、さすがにラストの「ゴールデン・スランバー～キャリー・ザット・ウェイト～ジ・エンド」はボロ泣きでありました。

しかし、不思議と縁がないのが、ライブの定番の「Jet」。
前回は参戦次の日には演奏して、今回は日本公演中、今日だけ何故か「Listen to What the Man Said」に替えて外してくるとは思わなかった。この曲も好きだけどね。

そんなわけで、疲労困憊もぬけの殻状態であります。
良いものを観させていただきました。

もう一回くらい観れるよね？