2005年4月23日(土) 第6回ロック裁判
2005年4月23日(土) 第6回ロック裁判
会場/三軒茶屋グレープフルーツムーン
■被告 順不同
ブラン
山海ひでひろソロ (ex.ベイビーズベイビー、アンティックフォークロア)
akamar22!(ex.indian no echo sign bine no!)
ぱぱぼっくす
長谷川剛 (ルケーチ ex.バンドバンド)
今年お初のロック裁判は京都、大阪の強者たちと宇宙人が乱れブランと相対する一夜でございました。
遁レコイベントのボルテージをしょっぱなから上げまくるのは、もちろんこの方、長谷川剛氏。やはり欠かせない男です。だからとにかく百聞は一見にしかずなんだって。グレープフルーツムーンをところ狭しと歌い、踊り気が付くと満天の星空・・・・いや宇宙が見えた。年内氏の率いるニューバンド、ビックバンロケッツでの出廷も必ずや実現させます。
京都からお招きしたのはベイビーズベイビー、アンティックフォークロアを経て、現在シンガーとして活躍する山海ひでひろさん。
ブランは1998年ギューンカセットからリリースされたオムニバス「あぶない音楽」(gyuune casseteCD95-13)でアンティックフォークロアとともに収録、十三ファンダンゴで開催された発売記念ライブで対バンさせていただきました。同じステージに立つのはそれ以来。アシッド感の高いギターと山海さんのまっすぐな歌声が、会場を引き込んで行きます。いやいやもううっとり。
元indian no echo sign bine no!のアカマツさんはakamar22!として出廷。
やはりソロでもただ者ではなかった。SE、ギター、唄が全て打楽器のようで、本人もどこまで制御しているのか、それとも何かが憑依したような、張り詰めた空気が会場を包む。いやはや圧倒されました。
そしてブラン。
クリハラさんのジャンベ演奏での編成を交えた2部構成で参りました。
●編成A.アダチ(g.vo)、メグ(ba)、クリハラ(ジャンベ)
1.その先
2.ムレムラ
●編成B.通常編成
3.自戒ロック
4.アレとソレの関係
5.潮時
6.君の範囲(新曲)
7.憧れと幻想
8.コントロール操作
新曲「君の範囲」も無事納得の演奏でご披露が出来てうれしかったです。
わかりやすくて、脳天にガツンと響く、どロックです。自信作。
もっとこ慣れてますます良くなるはずです。
そして今回のトリは、京都からぱぱぼっくす。
たるたに先生とはよくお会いしているような印象がありましたが、2年半ぶりの対パンと結構ご無沙汰だったのは、ちと意外。新ドラマーたかださんを迎えての演奏を聴くのは初めて。相変わらず飄々としながら、凛とした唄。たかださんが入ってバンドとしてのスケールが大きくなった印象がありました。
音楽を「生で見て聞いて体感する」ことはステレオに向かい合ったり、ヘッドフォンで聴く音楽とは、全くとは言わないまでも別物であります。
みなさんの貴重な時間をいただき足を運んでいたただき、お金を頂戴する、この敷居の高さはいつも自覚しております。だから下手なモンは見せられない、下手なイベントは打てないと自覚しております。
こんなレポートを読んで「一度ロック裁判とやらに行ってみたい」そんな風に思っていただけるイベントにしていきたいですし、一度訪れた方が、「また次回も行ってみたい」と思っていただけるイベントにしたいと思います。
何が書きたいのかさっぱりわかりませんが、手探りしながらもっともっと良い活動をしていきたいと思います。
そんなわけで。
今後ともご期待下さい。
今後とも何卒よろしくお願いいたします。
※写真はjellymoonさん。mixiでロック裁判傍聴記もご執筆いただいております。感謝感激。