巌窟ホテルのロマン:吉見の人はなぜ穴を掘るのか その2
巌窟ホテルに関して、あれからかなりたくさんの資料を集めたのですが、まとめて文章にすることができず、かなりの時間が経ってしましました。
でも、巌窟ホテルには、年1回ペースで訪問し、3代目に当たる方の奥様に、突っ込んでお話をおうかがいしたりもしました。
でも、正直。
巌窟ホテルと高橋峰吉の物語は、先人によってこれまで多角的に検証がされ、語られており、敢えて私がこれから深掘りすることがあるのだろうか、と自信が持てず放置となってしまいました。
そんなこんなで2024年3月24日。
この1年以上もの間、エコバッグとして必ず持ち歩いている巌窟ホテルトート。
2代目となる赤トートの持ちの手の布が破れかかってきたので、巌窟ホテルと巌窟売店に出かけることにしました。で、またお母さんのお話も聞きたいし。
池袋からちょうど川越特急があり、さくっと東松山へ。
そこから20分ほど歩くと、遠くに見えて来る巌窟ホテルの様子が、これまでとどうも違うのです。
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あれ?
なんだ?! よく見えるぞ。
なんと!
これまでの訪問時には巌窟ホテルの周りに鬱蒼と茂っていた草木が、きれいに刈られてるのです。
てぇへんだ。てぇへんだー!
興奮が止まらない…。
なにがあったんだ?!
昔掘ってる
今はうどん そば 打ってる
この頃定食 コーヒー 揃ってる
のキャッチコピーがしびれる巌窟売店で話を聞くと、草木が刈られたのは先週のことだという。
なんという絶妙なタイミング!
巌窟トートを買って帰路に。
これは
『お前やれ! 書け!』
と呼ばれてるのだろうか….。
(続きま…続けます!)