アナログレコード執着日記
【2022年10月31日 】
かなり前にプレーヤーを捨ててしまってから
「もう2度とアナログには手を出さない。あんなもんの何が良いのか」
と思っていたのに・・・。
魔がさしてしまった。
た、楽しすぎる。豊かすぎる。
あ。。気がついたら、スピーカーとサブウーファーとフォノイコライザーを発注してしまっていた。
や、やばい。変な火がついてしまっている。
た、楽しすぎる。豊かすぎる。
【2022年11月1日】
フロイド掛けて眠りに就き、ジョージに癒され今日も行く。
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そののち、Spotifyで「ATMP」を改めて聴き始めたら、即
『なんか刺激が強いな。レコードで聴きたい』
とか感じたぞ。
2020Mixだよ? AirPods Proだよ?
ホントか、オレ? 正気か、オレ?
母さん。
僕は、やはり、なんだかいけないところに足を踏み入れてしまったようです。
出張dig。
於・梅田 バナナレコード
空き時間1時間未満にしてはうれしい収穫。
市場価値は全くわかりませんが。。
しめて1,545円。
【2022年11月2日】
出張から帰ったら多方より大小多数の着荷あり。
どうやら日曜の夜にポチりポチりと暴走した模様。
いいぞ。こういう時はとことん行け。
行ってまた戻ればよし。
しかし、楽しいぞ。
収穫物で本日一番響いたのはCSN&Yの「オハイオ」のシングル。
【2022年11月3日】
朝からぶつぶつひとりごとを言いながらオーディオ周りの配線やレイアウトのことばかりずっと考えている。
その後、
「よし、これでいこう!」
と出かけることに。
『ちょっとニトリ行ってくる。』
『もう棚とか増やさないでよ!』
え。
なんで勘づかれた?!
はじめてのレコード目的のハードオフ訪問。
初戦で「バングラデシュ」ライブ盤2200円は上出来?
そして、メルカリ経由で本日届いたビートルズのシングル。
しかし。
数年前からモノを増やすのをやめようと心掛けてきたのに、あんなにたくさんモノを捨ててきたのに、今私は一体何をしているのだろうか。
学生時代にろくな再生機器を持てず、レコードやCDを思うように買えなかった己へのリベンジなのか?
しかし。
それにしても楽しすぎるのだ。
【2022年11月4日】
あ、しまった。
早速ダブって買ってしまった・・・と思ったら別モノだった。
音も違う。
なんかやばいねぇ。。
最新のイヤホンで最新のリマスター音源を大音量で聴くのとは全く違う体験。音量は近所迷惑にならない加減で、しかし空気を伝って狂気を、熱狂をカラダで浴びるヤバさ。
気がつくと毎日スピーカーの前に何時間もいる。
【2022年11月5日】
しかし。
「こうなるとこの仕組みでCDも聴きたいぞ。」
とCDプレーヤーを物色し始める。
でも専用機はおもちゃみたいものか高価なものばかり。
中古屋さんものぞいたがどうもピンとこない。
うーーん。・・・あ、そうか!
ブルーレイプレーヤーを買えばCDはもちろん動画も見れるではないか。
そこで安価なソニーのレコーダーを購入。
映像はHDMIでパソコン用モニターと接続、デジタル音声出力からアンプに繋ぐ。
これでビートルズの50周年盤のブルーレイ音源も気軽に聴けるようになった。
完璧。 最高。
オレ天才か?
レコード目的のハードオフ巡り第2回。
CSN&Yとニール・ヤング映画のサントラがうれしかった。
シングル盤のレコード袋を買って、せっせと入れ替え。
ついでにリアルタイムで集めた明菜のシングルも。
しばらく眠っていたレコードがよみがえるようで、かつ清潔感がでますね。
これは気分がいい。
LPもやろうかな。
YMOをアナログで聴くとどんなんかなと買ってみた。
アナログの方が未来感あるような気がする。
気のせい?
【2022年11月6日】
うっかり電車を乗り過ごしてしまう。
江古田で降り、せっかくだからとココナッツディスクを初訪問。
「寿限無〜山下洋輔の世界Vol.2」を購入。
あ、そうか。
山下洋輔への執着は、今年Spotifyを通じて「山下洋輔トリオとブラス12/Gugan − イントロデューシング・タケオ・モリヤマ」(1971年)に夢中になったからだけでなく、6年前に早稲田大学でのイベント「新宿 1968―69 ドキュメンタリー/ハプニング/ジャズ」で、田原総一朗が東京12チャンネルで制作したドキュメンタリー「バリケードの中のジャズ」(1969年)のノーカット版と山下のライブを観た衝撃からだったと思い出しました。
で、あ、そうか。
「バリケードの中のジャズ」の音源が「DANCING古事記」なのか。
そして、今年7月に早稲田で「『バリケードの中のジャズ』再演」として第一次山下洋輔トリオ(山下・森山威男・中村誠一)演奏するイベントが開催されてたとは・・・。
アンテナの感度が低かった・・・。
【2022年11月9日】
出張から帰ると、ヤフオク、メルカリ、アマゾン、レコード屋、図書館から着荷の山下洋輔祭り。
最高。
【2022年11月10日】
Spotifyでなんどもなんども聴き込んだアルバムなのに、レコードで聴くと新しく刺激的なのはなんでなんだろう。ずっと繰り返し繰り返しA面B面ひっくり返して再生し続けている。
本日も着荷あり。
続く山下洋輔祭り。
【2022年11月11日】
レコードなるものは、何故にこうも麻薬的に私をスピーカーの前から離れなくさせるのか。
スネア、シンバル、鍵盤、サックスの音が、身体に刺さり、心をざわつかせ、えもいわれぬ高揚感をもたらすのだ。
これはどんな高音質なイヤホンでも感じることのできない体験なのかもしれない。
急に大活躍の稼働となったYAMAHAのアンプAP-U70。
もう購入して15年以上経つんでなかろうか。
随分前にボリュームのダイアルがバカになって、以来音量調節はリモコンでしてきたのだけれど、やはりどうも不便。
アンプを買い替えようかとも思ったのだけれど、何気なく検索したら、兄弟機種で同じ悩みをもつ方が修理方法をアップしていてびっくり。
真似して分解して掃除したらほんとに治った。
最高。
【2022年11月12日】
レコード目的のハードオフ巡り第3回。
電車とバスを乗り継いで新座へ。
ビートルズもの多めの棚でした。
タイガースのアルバムとシングルは100円。
松本隆もの…こういうの集め始めるとやばいんだろうな。「サルビアの花」のこれ現物初めてみた。あ、マジカルはディアゴスティーニ盤だった・・しまった。。
「マジカル」ディアゴスティーニ盤は予想に反して音がよくで大満足。
アグネス・チャン「ポケットいっぱいの秘密」(1974年)作詞 松本隆、編曲 キャラメル・ママ。演奏かっこいいなぁ。アグネスとの声との相性も良い。
続いてCSN&Y「オハイオ」を繰り返し聞く。
怒りに震えるニール・ヤングの声とそれに呼応する演奏。シングルの音が力強くて胸が熱くなるんだな。
次に「ウイングス・オーヴァー・アメリカ」。
いやいや、しかし。
改めまして名盤ですね。
ビートルズ解散後、なんだかんだと逆境だったと伝え聞くポールの意地というか、覚悟が伝わるライブ音源3枚組。
しばらくぶりに夢中になってしまいました。
【2022年11月13日】
タワレコでZEPの1stの180g盤がセールで出ていたので購入。
ずっしり重く、塊となって迫ってくるこのアルバムのイメージ通りの音かも。
アコースティック曲の美しさも格別。
ときわ台の高田書房を訪問。
数十年来、この沿線の電車に乗るといつも車窓からその黄色い看板が気になっていた。
どうもレコードが安くて充実しているらしい。やっとこれた。
店内の棚を隅から隅まで巡ると店長らしき方から「新着もの見ますか?」との声掛け。
レコード数十枚と、ドイツ盤の「A Hard Day’s Night」も見せてもらう。
「ドイツ盤って音いいんですよね?」
「いいですよー。モノ版はもっといいですよ」
「これでおいくらなんですか」
「○○円です」
「はーー。。」
「どんなの好きなんですか?来週たくさん入荷しますから連絡しますよ」
とつい電話番号を教えてしまう。
見事に沼にハマってしまった。
楽しい。。
【2022年11月18日】
先週だったか「ゾンビーズをシングルで聴いてみたいな」と思ってヤフオクで購入した「ふたりのシーズン w/Friends of Mine」が昨日着荷。
今日針を落とすと、AMラジオかってくらい音が悪くてびっくり。
でも音圧はすごい。・・・ような気がする。いや、ほめすぎか?
これってモノラルのシステムで聴けってこと?
アナログの世界はよくわからない。
Spotifyで「Odessey and Oracle」からこの2曲をMonoバージョンで再生してみる。
・・・こっちの方が良い。
アナログの世界はよくわからない。
「Friends of Mine」好きなのよねぇ。
「Odessey and Oracle」アナログで買おう。
これでいいのか・・オレ?
アナログの世界はよくわからない。
・・・沼。