たてものハイ:梵寿綱の建築物を巡る その15
梵建築をめぐる梵散歩。
今回は東京都東大和市にある「無量寿舞」(向台老人ホーム)へ。


残念ながら現在外壁工事中で、外観の全貌を見ることはできませんでしたが、「梵寿綱とその仲間たち」の総力の結集ともいえる建物でありました。


施設全体から感じるのは、凛とした厳かさ、包み込むようなやさしさ、そして生命力といったもの。




コンクリート彫刻、タイルアート、ステンドグラス、鉄のオブジェなど、さまざまな技術を集め、それが表現されるのです。
【スポンサードリンク】




施設の方にご挨拶。
さすがにこのご時世、内部を拝見することは申し出ませんでしたが、エントランス周りの撮影をさせていただくことができました。


ステンドグラスの扉に外からの光が差す様が美しかった。鏡や天井に施された装飾も油断できません。




人生最後の寿舞(住まい)となるかもしれないこの場所で、生の力を感じながら穏やかな気持ちで日々を過ごしていける環境のように感じました。




4月中には足場等が撤去される予定とのこと。またゴールデンウィーク明けにおうかがいします。(訪問日 2022年3月13日)
(→「たてものハイ:梵寿綱の建築物を巡る その16」に続きます)