たてものハイ:梵寿綱の建築物を巡る その14
梵寿綱建築をめぐる梵散歩。
今回は2梵にてお届けいたします。
まず1梵目は、大田区田園調布の「M家寿舞」。
さすがは高級住宅街。
個性豊かな大邸宅が並ぶ様はすごい。
面白い建物がたくさんありました。
これは上品ね。
エゲツな!
そんなことをぶつくさ思いながら、高低差のある道のりを15分ほど歩くと
「うぉっ!」
見上げる先に、これまでとは別格の巨大建築物が現れました。
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全景が把握できない。
まるで西洋のお城のよう。
エントランスの屋根部分に施された鳥と植物の彫刻と2階部分のステンドグラスが、梵建築らしくてなじみ深く、少しだけ威圧感から解放された思いがしました。
いやはや、「すごい!」という言葉しか出てこなかったです。
少し調べてみると、この寿舞の主人は、昨年頭に亡くなったかつてある業界でブイブイ言わせていらっしゃった方。1970年代半ばには四谷四丁目に本社ビルを構えていたとか・・・。
あら・・・。
四谷大木戸のすぐそばです。
いや、しかし。
私はどんだけこの土地のご縁に引き寄せられるのでしょうか。
改めまして。
いやぁ、これはすごかった。
さて。
続いて今回2梵目は、田園調布から30分ほど歩き、目黒区自由が丘の「LotusCalyx」へ。
白いコンクリートの建物で、大きな出窓と綺麗に敷き詰められた石畳が特徴的。
コンクリートに施されたオブジェや、エントランスのステンドグラスと天面の装飾がまさしく梵ワールドを感じさせます。
ほどよく木材を使用しているのも心地よい。
この建物。
検索すると「築年:1997年」とあるので、梵建築では比較的新しい建物と言えるのでしょうか。
写真スタジオがあったり、防音設備がある賃貸マンションとして貸し出されていたりするようです。共用で小ホールがあって、ライブやパーティーにも使えるとか・・・うーん、楽しそう。
(参考:音楽賃貸ネット)
素敵な建物でした。
(→「たてものハイ:梵寿綱の建築物を巡る その15」に続きます)