たてものハイ:梵寿綱の建築物を巡る その10
梵寿綱建築をめぐる梵散歩。
本日は杉並区久我山にある「喜多家舞台と寿舞」へ。1979年11月竣工。
「建築文化」1981年8月号に「能楽喜多流若宗家・喜多節世師の研鑽の場と住居」とあります。(96ページ)
ピシッと木戸で閉ざされた前面が舞台で、奥に2階建ての寿舞(居住空間)となっています。(平面図:「建築文化」1981年8月号 93ページ)
(平面図:「建築文化」1981年8月号 93ページ)
緊張感をたずさえた佇まいにしばしだんまりと眺めていました。
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寿舞の2階窓のステンドグラスが少しだけ見えて和洋折衷の梵ワールドをかいまみることができました。
(→「たてものハイ:梵寿綱の建築物を巡る その11」に続きます)