アダチ龍光の出演映画「暴れん坊三羽烏」
娯楽映画研究家の佐藤利明氏のツイートで、アダチ龍光の映画出演という貴重な情報を目にしました。
これは知りませんでした。
1960年7月14日に松竹から公開された番匠義彰監督「暴れん坊三羽烏」。
アダチ龍光は中国奇術師の呉活彩役で出演とのこと。
佐藤氏ツイートの写真にはトニー谷の姿も・・・渡辺晋とシックスジョーズも見れるらしい。実に楽しそう。
(佐藤利明氏ツイートより)
数日後、国会図書館で「暴れん坊三羽烏」に当たりましたが、「キネマ旬報」の公開当時の紹介とレビューしか見つからず。
作品情報や物語は、松竹サイトの作品データベースにまとめられています。
この内容は「キネマ旬報」(1960年7月号 P101)とまったく同じでした。
作品の評価としては
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「例の三羽烏シリーズであり、せいぜい面白く、楽しいものにしようというのが、スタッフ(中略)のねらいであろうが、作品その物は、どうもこのねらいにぴったりという訳には行っていない。」
「スターを集めても、かんじんの物語に面白さが充分でないと、見る方では楽しくついて行けない作品の一例である。ギャグの新鮮味を欠いていたのも損であった。」
「興行価値 松竹お家芸の“三羽烏”ものも時世の流に洗われ色あせて封切りは凡調。」
(以上「キネマ旬報」1960年9月号 P82〜83 記・村上忠久)
と辛口。
いやいや、私としてはカラーで動くアダチ龍光が観たいだけなのです。
どこかで全編を観ることはできないものか。
ソフト化か配信してないのでしょうか・・・どうしても観たい!
ダメもとで松竹に相談メールを送りましたがなしのつぶて。
何とかいつか、この目で必ずや。