2021年お大晦日の新宿・四谷大木戸徘徊
2021年もいよいよ最終日。
早く目が覚めたので、年の納めに新宿を西から徘徊。
今年も重ねて足を運んだ大木戸にもご挨拶を。
そうそう。
今年は『HANA-BI』(北野武監督・1998年公開)で在りし日の「自慢本店」の入り口の姿を観ることができました。
(本件含めましてTwitterやFacebookで書き殴ったことの記事化が追いつきませんでした。反省です・・・。)
『HANA-BI』(北野武監督・1998年公開)より
(撮影:2021年12月31日)
(今年発掘した「自慢本店」新聞広告。1926年から間を明けながら1938年。読売、朝日新聞)
そして、理性寺、そして大国座跡のビルが建て替え工事中でした。
解体の時は色々出てきたんだろうなぁ。
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静かな新宿、四谷はとても落ち着きます。
そののち、大木戸の交差点を越えて田安稲荷に向かってみると、どうも景色に違和感が。。
あ、旅館「長良川」が更地になってる!
「裏ビートルズ来日学」は2016年6月22日、ここでの飛び込み聞き込みによってトルコ「大木戸」の存在が確信に変わったのでありました。
その「長良川」が・・・なんという虚無感。。
(在りし日の「長良川」/撮影:2016年6月22日)
【追記】
「長良川」の取り壊しは5月頃だった模様です。
(@Juriwoh様 Twitter投稿より)
しばしぼーっとしていると、お稲荷様を熱心に拝む老人の方が。
思わず
「『長良川』さん、やめちゃったのですか?」
と声を掛けました。
「あ、そういえばそうですねぇ。2月にはあったから、多分今年だと思うよ。どうして?あなたこの辺の人?」
『大木戸辺りのことに興味があって・・云々』
と伝えると
「私は『本陣』ってのをやっててねぇ。。」
「え?!あのホテル本陣ですか?!」
「今はマンションだけどね。うん、で不動産会社に交渉してこの場所にお稲荷様を移動してきたのよ」
「大木戸のことは『多満川』さんと親しくさせていただきおうかがいしています」
「あー、よく知ってるよ。あの近くにも大きな料理屋があったよねぇ」
「自慢本店ですか?」
「そうそう。おかみさんがよく働く一生懸命な人でねぇ。。」
な、な、なんとすごい大物登場。
かつてこのそばの富久町でとてつもない存在感を放っていたと伝え聞く、巨大宿泊施設「ホテル本陣」の経営者と名乗る方が目の前にいるとは。。
(ホテル本陣の写真は本ツイートより)
興奮して、ご挨拶して別れ、そののちホテル本陣跡へ向かってみました。
きょ、巨大マンション・・・圧倒されました。
まだまだ大木戸とのお付き合いは長く、そして深まりそうです。
また来年も新しい発見と気付きに出会えますように。