ご執心音源:ブライアン・ウィルソン『ペット・サウンズ』50周年アニバーサリー・ジャパン・ツアー(2016年)
この1週間のご執心は、昨年のブライアン・ウィルソン来日公演「『ペット・サウンズ』50周年アニバーサリー・ジャパン・ツアー」音源でありました。
当時のライブ雑感はこちら。
「Pet Sounds」全曲演奏をメインディッシュとして、ブライアンのソロ曲は2曲のみの大ビーチ・ボーイズ大会。
ワンダー・ミンツのダリアン・サハナジャをバンマスにしたあの鉄壁のメンバーに、ビーチ・ボーイズからはアル・ジャーディン、ブロンディ・チャップリン、アルの息子であるマット・ジャーディンが参加。
「ブライアンとダリアンは、ブライアンの作った音楽とビーチボーイズというグループの凄みをこの2016年に示そうとし(た)」
と受け取った、実に印象に残るライブでありました。
まずは西新宿某ビル9階の店頭で東京2公演を収録した4CD「Brian Wilson presents Pet Sounds Tokyo 2016」(ZION)を入手。良好オーディエンス録音で、基本満足なのですが、序盤にマイク近くで興奮するオーディエンスの声や拍手がうるさく、やや興醒め。冒頭数曲以降でマイクの位置を変えたのか、それが全く気にならなくなるのですが・・・惜しい。
続いて名門XAVELの「Brian Wilson presents Pet Sounds 2016 Tokyo 2Days Complete」を。
「複数のIEMソース群と、門外不出の極上オーディエンス・ソースとを絶妙のバランスでステレオ・ミックス」
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「ステレオ・サウンドボード録音に比肩する圧倒的な音質で全編収録することに成功」
の売り文句に偽りなしのこれが極上音源決定盤。
IEM(イン・イヤー・モニター)音源はモノラルでしょうから、複数の音源を立体的になるよう配置し、オーディエンス・ソースと合わせることでステレオ感を出しているのでしょう。
実に良く出来てる。
素晴らしい追体験。ごちそうさまです。