続・ビートルズ「シェイ・スタジアム」は疑似ライブなの?
昨日の続きです。
Youtubeに上がっていたPAラインアウト音源を何度か聴く。
馴染みのシェイ・スタジアム映像の音源と詳細に比べているわけではありませんが、なるほど確かに演奏やボーカルがオーバー・ダビングされていることを理解しました。
でもブートの煽り文句にあった「擬似ライブ」は言い過ぎでは?という印象。
飽くまでライブの音源を尊重して、ボーカルやギターソロが欠落したところを補って、演奏の弱いところをお化粧して、放送に耐えられるところまで持って行ったというところではないでしょうか。
いやぁ、面白い。
(「She’s A Woman」も「Act Naturally」もそこまで悪くない!)
ところで、オーバーダブが行われたという1966年1月5日ロンドンのCTSスタジオでの録音に関しては、ビートルズ研究の第一人者、マーク・ルイソンの「ザ・ビートルズ全記録」及び上下巻をまとめた「ザ・ビートルズ ワークス」で言及されているということなのですが(当方未確認)、しかし同じく彼が関わった「ビートルズ・レコーディング・セッションズ」には記載がないというのは不自然ではないのでしょうか?
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彼の本以外でもこのオーバーダブの裏取りは出来るのでしょうか?
どんどん興味が湧いてきます。
PS.言っときますけど、オーバー・ダビングがあったからあのシェア・スタジアムライブ映像の魅力がどうこうなるって話ではないですからね。
→[つづき]
【裏取り】ビートルズ「シェイ・スタジアム」は疑似ライブなの?
【まとめ】ビートルズ「シェイ・スタジアム」は疑似ライブなの?
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