禁煙1ヶ月
喫煙者の方に「えっ?ひょっとしてタバコやめたの?」と理由だとか禁煙方法を質問されますと、私としては丁寧にお答え申し上げたいわけです。
で、最近気付いて面白いのは、そんなこんなを私が話していると相手が徐々に不快な顔になっていくことが多いということ。でも「表面に出すまい。不快だと悟られまい」としているのもわかるのです。
「だったら聞くなよ」と思う反面、「健康に悪いのも、中毒なのもぜーんぶわかってるんだよ。この不自由な世の中、タバコくらい好きに吸わせろよ」
という気持ちもよーくわかるわけで。
聞かれた手前、最近は「ある本を読んでそのまま何となく」とだけ答えるようにしてます。ホント、別に喫煙者を敵に回すつもりは無いんですよ。
先日、「その本って何ですか?まさかぁ。どうせまたすぐ吸い始めるんでしょ」という方に「ちょっと読んでみて、やめたくなったあげるよ」とくだんの本を貸して上げました。
3日後、「どうしても吸いたくなったらどうしたら良いんですか?やっぱ飴ですか?」と質問が。ホントに禁煙に突入したそうな。それにしてもこの本の暗示はすごい。
口が寂しかったりどうしても吸いたくなった時は私はこんな風にしてました。
・あの本をひたすら読んで吸いたくなくなるのを待つ
・おつまみ昆布をしゃぶる
・冷たい水を飲む
・口元にてを当ててタバコを吸うポーズをする
あとはこのページにあるタオルやハンカチを使った「非喫煙者のための喫煙感覚疑似体験法」。実際これが効果てきめんですが、人前でやのは、はばかれるのがちと難点。
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いやはや。
タバコを吸わない自分が面白くて仕方がなくてついつい文章を書きたくなります。
昨日で非喫煙者となって丸1ヶ月となりました。
禁煙マラソンカウンターによりますと只今、
禁煙時間 0年 0月30日18時間38分
吸わなかった煙草 1231本
浮いたタバコ代 16618円
延びた寿命 4日16時間50分
というお話でありまして、この1ヶ月を冷静に考えられるようになってきました。
とにかくこの禁煙法がすごいと思うのは
・タバコの害を並べて「やめなきゃ、早死にするぞ~」と脅迫する
(タバコに害があるなんて百も承知です。でもこれでやめると、喫煙者を軽蔑したり、それこそ敵に回す人間になりそうです)
・「やめたい、やめよう」という強い意志、我慢を必要とする
(「やめたい、やめよう=タバコが欲しい」ってことですから)
のではなくて、気が付いたら「タバコを吸いたくなくなっている」「『自分はタバコを吸う必要がない』という気持ちになっている」ことなんすよ。でもきっとここが上手く伝えきれないと思うんですが・・・。
いや、ホント、別に、禁煙普及活動がしたいわけでも、喫煙者否定がしたいわけでも何でもないのですが、語りたくなっちゃうんですよ。