The World of TONSEi RECORDS−ブラン公式サイト−


 




4月28日/5月3日は遁レコイベントで飲めや踊れや
4月20日/マスタリング完了。ついに完成!
4月13日/トラックダウン完了!
4月6日/念願のかなまら祭り初参加

→2003.3

4月28日(月) 5月3日は遁レコイベントで飲めや踊れや

お休みは、いかがお過ごしでございましょうか。

暦通りではなんとも中途半端なゴールデンウィーク2003でござまいすが、いやいや、気は持ちよう。楽しんだもの勝ちであります。

そんなお楽しみのご提案。ゴールデンウィーク後半戦のしょっぱな、5月の3日は、半年ぶりの遁レコイベントでございます。

今回も私どもが見たい聴きたい演りたい飲みたいバントにわがままにお声掛けをさせていただき、良い演奏に良いお酒で充実の一夜をお過ごしいただく趣向でございます。

会場は、ゆったりくつろぎ雰囲気で、演者にお客様にも評判高い、三軒茶屋はグレープフルーツムーンです。是非ともお気軽に足をお運びいただきたく存じます。
是非とも御一緒に、楽しみましょう、踊りましょう、飲みましょう。

さてさて、以下が開催概要でございます。

 2003年5月3日(土) TONSEi RECORDS presents vol.5
 会場/三軒茶屋グレープフルーツムーン
     →会場への地図
 開場: 18:00/開演: 18:30 (22:00前完了!)
 出演/ブラン+ゲスト:石垣窓(フリーボ)、テリーズ、ルケーチ、
    スピードライダー、Shutter and Love
 チケット/1,800円+ドリンク(前売り/当日とも)


■改めまして出演者のご紹介を

テリーズは日本のデッドヘッズスポットとしても名高い梅島ゆーことぴあや高円寺無力無善寺などで活動するシスコ・ロック的な艶っぽい音と唄を聴かせます。ブランとは2001年8月に共演。直後にメンバーの脱退などがあり、なかなか御一緒出来る機会が持てずにおりました。

昨年末でしたか、ベースに我々のメンバーが加入とのことで、堰を切ったような爆裂活動を展開中。久しぶりに御一緒できるのを心待ちにしてました。

ルケーチ昨年9月の遁レコイベント以来の共演。当日半年間の活動休止宣言をされましたが今回の開催はそれから8ヶ月経っているということでオファー、出演のご了承をいただきました。今回もジャズにロックにちんどんに歌謡をごった煮にしたミクスチャー異空間に期待であります。

昨年末に惜しくも活動を休止してしまったソーイングマシーンのまんぽー氏がバンジョーで加入した模様で、そちらも楽しみなのです。

また今回は関西から2バンドをお招きする太っ腹ぶりであります。
まずはスピードライダー。大好きなバンドです。ぱぱぼっくす、ラフィアンズらとともに収録の名オムニバス「Childish Soup2000」(CSCD-06)
でその疾走感溢れるギターポップにヤラレテしまったのです。

長年共演のチャンスを狙っておりました。ドラムの斎藤さんはラブクライでもご活躍。ベースのカミジョウさんは2002年末の遁レコ企画mimiのメンバーとしての参戦も記憶に新しいところです。

そしてそして、こちらもギューンのポップレーベルChildish Soup
から昨年アルバムをリリースし、ライブ活動を積極展開されているShutter and Loveとも初共演。ライブを見るのは1年振りくらいです。楽しみです。

■ブランはフリーボ石垣さんをゲストにブランボ!
そしてそしてブランでございます。
お陰様でセカンドアルバムの制作作業も一段落。久しぶりに「ライブバンドブラン」に一点集中体制で臨みます。

また、せっかくのゴールデンウィークの遁レコイベントです。新趣向をとゲストが参加!フリーボ石垣窓氏をお迎えし、ブランボにて数曲演奏します。

既に4人ブランでリハを慣行中ですが、爆音ブランに石垣さんのロック魂炸裂のすごいことになってます。何卒ご期待下さいませ!

どうですか?どうでしょう?この充実企画。
是非とも御一緒に、楽しみましょう、踊りましょう、飲みましょう。

チケットお取り置きはinfo@tonreco.comまでご一報願います。

宜しく、宜しくお願いいたします。

最大限のおもてなしにて貴方のご来場を心よりお待ち申し上げております。

■クリテツさんの生テルミンもあります!
そしてそして、ゴールデンウィークは遁レコイベントを真ん中に、飛び石にてブラン三昧ってな感じでいかがでしょうか。東京都公認アーティスト、我らがブランのクリテツさんの生テルミンが5/1、5/5とございます。

 2003年5月1日(木) 
 会場/東京都庁南展望室
 12〜1時、2〜4時の2回出演。

 2003年5月5日(月・こどもの日) ヘブンアーティスト IN GINZA
 会場/銀座通り歩行者天国
 東京都の認めたパーフォーマーさんたちが、磨き上げた技と芸をくり ひろげます。

テルミンの確かな腕と路上で鍛えた話術でお楽しみいただきます。
詳細は「クリテツのテルミン日記」にて!

こうなりゃゴールデンウィーク2003は生ブラン三昧!
諸々詳細は「ライブ情報コーナー」にて!


4月20日(日) マスタリング完了。ついに完成!

只今帰宅。
本日、新子安はビクターのVJC Mastering Centerにてアルバムのマスタリングが完了いたしました。
すごいぞこれは!自信作!

・・・くたくた。

写真は完成直後記念にパチリ。ブランといしどさんエンジニアの柴さん(いい仕事してます)。

ライナーノーツの松沢呉一(感激!)氏の原稿も到着。これで今回のアルバムのクレジットが出揃いました。そんなこんなも更新いたしました

4月13日(日) トラックダウン完了!

ついにここまで来ました。
2週に分けて進めて参りましたアルバムのトラックダウン作業が無事完了いたしました。思えば2月から通い続けてきた板橋は「イエローナイフスタジオ」ともこれでお別れ。何とも感慨深くなりました。

まだマスタリング作業だの諸々作業が残っておりますが、ひとまずこれでほぼアルバムの全体像が見えました。とにかく、丁寧に「作品」を作ることが出来たと自負しております。前作「やらわかな夢」はブランにとって初めてのレコーディング経験で、右も左もわからずとにかく「ライブバンドとしてのブランをどこまでパッケージ化出来るか」がテーマでありました。もちろんこのアルバムもそれまでのブランの活動の集大成として勢いも青臭さもそのまま入った大好きなアルバムです。

今回はそこにプラス、「どうしたらより格好良く、気持ちよく、楽しくブランをお聴かせ出来るか」を音源に盛り込む客観的視点というか冷静さが持てた気がするのです。ライブ会場で何度も耳にして下さっている方にも「おっ!」と思っていただける聴きどころがたくさんあります。そしてこのアルバムで初めてブランの音に触れられる方に対しては、「これは良い!」と気に入っていただけるにせよ、嫌われてしまうにせよ、「そうです、貴方が感じたその思いがブランと貴方の関係なのです。これからもよろしく、それともさようなら」と云える気がいたします。

昨日のトラックダウン後、元「インディーズ・マガジン」高田氏の取材を受けました。5月15日に創刊される「インディーズ・ロック・マガジン」掲載用のインタビューです。私としてはその辺のことを上手く言葉にしたかったのですが、インタビューって苦手です。なかなか難しいものです。でも高田さんだからきっと上手いことまとめてくれるはずだと甘えてみたりしております。

雑誌の付録CDには、アルバム冒頭曲の「ムード」がフルで入りますので、是非発売前にお試しいただけましたら幸いです。

「屈折した詞世界を持つ情念系ギターバンド」。
よくブランを形容する時に出てくる言葉です。形容詞が出てくるってのは個性があるということで有り難いと思ってます。今回のアルバムはより歌詞は直接的な言葉になっているし、演奏は暴走度に爆音度を上げてます。詞も曲も演奏も自己中心、ブラン中心。でも聴いた方に「格好いいロックだよね」「言葉はどぎついのにポップだよね」と云わるように日々精進して参ります。

どこかで書いたかしゃべった記憶があるのですが「聴き手やお客さんを意識してますか?」という質問を受けるたびに「ばか云ってるんじゃない!当たり前だ」と云わないにせよ、はらわたが煮えくり返る気持ちになります(もちろん、高田さんはそんな質問はしません)。自己中心、ブラン中心で自分が納得できるモノを作るのは当たり前、そんなもんは大前提です。でもそれを相対する他者に伝わらなくては意味がないのです。伝えるために何をするか、出来るかが、少なくとも私にとって音楽表現に携わる重要な要素だと思ってます。聴き手やお客さんを意識しないのなら、自部屋でせいぜい叫ぶなりしておれば良いのです。

そんなわけでニューアルバム「憧れと幻想」は5月25日発売です。どうぞこちらでお試し下さい
何卒何卒。

4月6日(日) 念願のかなまら祭り初参加

毎年「行こう、行こう」と思いつつ、期を逃して早数年。
川崎の金山神社で4月に開催される「かなまら祭り」に、本日念願の初参加をすることが出来ました。

松沢呉一ファンや性神マニアにはお馴染みの、国内では愛知県の田県神社に並ぶ有名なお祭りです。

前日のアルバムのトラックダウン作業でクタクタになってしまって、
会場の京急川崎大師駅前にある金山神社に着いたのは3時過ぎ。

御輿の行列や、大根削り(大根を男性器、女性器に模して包丁で削り、お供えするのです)には、間に合わなかったのですが、境内は人、人、人でごった返しておりました。

話には聞いていたけれど、欧米人の来場が多いこと、多いこと。
松沢さんの「鬼と蠅叩き」(翔泳社)にもこの件に関する言及があって(フイゴとセックス―金山神社に見る性器崇拝)、米軍基地関係者がバスに乗ってごそっとやってくるという話ですが、欧米にも性器信仰あれど、ポコチン御輿に大根にとここまで大らかな祭りってのは珍しいってことでしょうな。

私もご神体や行列を終えた御神輿を眺めたり、さすったり、写真を撮ったり。ふと横を見ると頭にポコチンの木の彫り物をくくりつけた爺さんが、若い女性に抱きつかれたり、次々と記念撮影をせがまれたりしてる。

普通そんな爺さん変質者以外の何者でもございませんが、かなまら祭りじゃ「微笑ましい光景」として映るから素敵。いやぁ、楽しいったらありゃしない。

そんなこんなしていると、境内真ん中の人の群れで、大根削りの優秀作品(?)の競りがスタート。お供えものをオークションしちゃうってノリもすごいけれど、「まずは東京都からお越しのピエール瀧さんです」というアナウンスで本人が登場してたのには笑いました。

これって営業なんだろうか?
でも、すぐ1500円で買い手が付いて、そのまま司会もコメンテイターをするでもなく消えてしまったので、もしプライベートで来場だったのなら「同志よ!」って感じでうれしいっすが。

そんなかなまら祭りと金山神社。
現在は商売繁盛、子孫繁栄、安産、縁結び、夫婦和合の神様として知られておりますが、元々は川崎ということで工業の街。製造業の企業が工場現場の安全をピストンに託し、祈願したのが始まりという話だそうです。ビストン運動が性の営みに転じたというわけです。

田県神社をはじめ性神信仰は、五穀豊穣祈願から派生するのが一般的で、金山神社のようなケースは大変稀だそうです。また明治維新や戦後「性を神様とするとは何事か!」と性器信仰はことごとく弾圧されたという経緯もあり、金山神社がかなまら祭りで大々的に性器信仰を復活させたのはここ25年ほどの話であります。
その辺り前述の松沢さんの「鬼と蠅叩き」に詳しく言及されております。

大事にしたい、日本のこころ。
かなまら祭りは毎年4月第1または第2日曜日に開催です。
来年も行くぞー!

 
   
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