■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 【遁生レコード通信】 第13号 1999/6/22発行 (1998/09/22創刊) *http://www.t3.rim.or.jp/~kakou/index.htm  情報提供・投稿はこちらまで kakou@t3.rim.or.jp ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ______________________   遁レコ新企画「俺ロック史5つの点」      近日オープンのお約束   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 先日ご案内させていただいた遁レコ新企画「俺ロック史 5つの点」、御陰様で原稿続々と届いております。 最近バタバタでアップが遅れ誠に申し訳ございません。 近日中には必ずや。 そんなわけで・・・ってどんなわけかはさておき、遁通 読者の方々にいち早くアップ原稿の一部をお届けいたし ます。取り上げるは遁レコ初登場、ゴールデンフォーの ぱんでぃーさんです。 ●ばんでぃー(ゴールデン・フォー) -------------------------------------------------- ■『姉のテープ』  家には3つ上の、元ヤンの姉(現26歳)がおります。 中学生の彼女が聴いていたのはもちろんボウイ。(デビ ットではない)。まあそれも良かれなんですが、その彼 女のテープコレクションの中には、ジュンスカやら、ユ ニコーンも混じっておりました。当時の流れでは当然の ラインナップですねぇ。めがねっこの私は、やっぱり軟 弱ロックの方に傾きまして聴きまくりました、ユニコー ン。「服部」。文句はないでしょう。  もちろんそうなってくると、ラジオ番組とかも真面目 にチェックしちゃいますよねぇ。民生が好きだという理 由だけで、無駄に10ccなんて聴いちゃうんですよ。で も、彼のルーツもビートルズにあるようでして、「I'm only sleeping 」とかウイングスの「Blue bird」をある TV番組でマグミとセッションしてました。これに惚れ込 んで、ビートルズの『Rebolver』は、聴きまくりました ね。大人になった気分です。逆回転が、イケナイ世界へ といざなってくれました。  そんなこんなで、ロック史の序章にあたりますワタク シの中学・高校時代を彩ってくれたテープ達を(多分よ く聴いたであろう順に)御紹介いたします。    ユニコーン/服部    レピッシュ/MAKE ブーム/A PEACETIME OF BOOM 真心ブラザーズ/あさっての方向    JUN SKY WALKER(S)/全部このままで    爆風スランプ/HIGH LANDER    THE BULUE HEARTS/TRAIN-TRAIN    高校時代の悪友、田崎さんの筋肉少女帯ベスト    FLYING KIDS/青春は欲望のカタマリだ! 少年ナイフ/ROCK ANIMALS    電気グルーブ/KARATEKA スチャダラパー/タワ−リング ナンセンス    ピチカートファイブ/ボサ・ノヴァ2001    BRIDGE/spring hill fair フリッパーズ・ギター/ヘッド博士の世界塔    VENUS PETER/SPACE DRIVER 今、入れようかどうか迷っていた、モダンチョキチョキ ズ/ボンゲンガンバンガラビンゲンの伝説を聴いていた ら、非常に懐かしい気持ちになりました。なにげにB級歌 謡してて、すばらしい。  ちなみに、一番はじめに買った輸入盤はジャミロクワイ。 洋楽に関しては奥手だったのです。ワタクシ。   ■『I LOVE・G・S』  そんなこんなで、大学に入学いたしまして、DM研に入った 訳です。でも初めは、「ユニコーン大好き」なんて恥ずかし くて言えなくて、とりあえず、「よく聴くのはフリッパーズ ですぅ・」なんていってました。 高校まではパチロクで用足りてたけど、さすがに大学生にな るとねぇ、研究会ですから、なんてったって。  そして19歳にして初めてギターを手にしました。初めて バンドで練習した曲は、「シーサイドバウンス」。なんで選 んだのか、よくおぼえていませんが、今考えるとFLYING KIDS も「君だけに愛を」とかカバーしてたし.....。もともと、 ジュリー好きだったし。 ほら、カックラキンってGS世代の人が中心だったじゃないですか、 そんなところにも影響があったんだと思います。  タイムリーなことに、その頃(’94)は新宿近辺で、密か にGSブームだったでしょ。The Hairとか、デキシード・ザ・エ モンズとか、ハッピーズとか.....。いやー、踊りまくり ましたね。叫びまくりましたね。 愛の芽生えです。 ■『ガレージパンク』  次にコピーしたのが、ルルーズ・マーブル。当時は、これが ガレージだなんて意識してませんでしたが、こりゃ紛れもなく ガレージです。だみ声に、ファズギター、もういいってほどの 雄叫び。カバーしてる曲が、「Road Runner」「Loui Loui 」 「Money」とくれば間違いはありません。ガレージのいいところ は、誰でも気軽に楽しく簡単に演奏できちゃうところですかね。 聴いて楽しいかっていうのは別としてとにかく技術がなくっても、 オールオッケーなんですわ。ギターをはじめて3ヶ月の私がこの 道に進んでしまったのも、もはや必然と言えるでしょう。  そして、私のガレージ熱をさらにヒートアップさせたのは、 Billy Childishです。彼の数多いバンドの中で、私が一番好きな のはDELMONASです。あの、イギーポップの「1970」(ダムド の「I Feel Alright」)に行き着くまでには、そんなに時間はか かりませんでしたね。  98年度は、ガレージ万歳の年で、クランプスもみたし、イギ ーポップもみたし、Thee Headcoatsもみたし、ブルーチアーもみ たしで、大満足な1年でした。中でも、イギーポップは本当に凄 かった!!もう一度、拝んでみたい。 ■『ガール・グループ』  ワタクシ、昔はとっても内気な女の子だったのです。人前で歌 うのが恥ずかしくって、お姉ちゃんがTVを観ながら口ずさんでる 脇で、伴奏係に徹してました。そんな私の密かな楽しみといえば、 1人部屋にこもってヤンソン片手にアイドルすることでした。新 人コーナーの本田理沙の「Lesson 2」なんか口ずさんだりしちゃ って。  こんな私が、60年代のガールグループに興味をもったのも、当 然の結果。彼女達こそ、すべてのアイドルの原形でしょう。そんな 60年代のガールグループのなかで、私が一番好きなのはThe Shan gri-las。名プロデューサーシャドウ・モートンがおりなす、えら くドラマチックな演出。もう、たまりませんねぇ。しかも、不良娘。  もちろん、シュープリームスも好きですよ。このあいだ、ゾンビ ーズのBOXを手にして聴いてみたら、私の大好きな「恋のキラキラ星」 をカバーしていたので、感動してしまいました。モータウンなら、 マーサ&ザ・バンデラスの方が、本当は好きなんですが。「Jimmy Mack」とか。  あとは、グループじゃなくって、Conny Francis、Little Eva、Lesly Goreなどなど。『Growin'Up Too Fast:The Girl Group Anthology』 というコンピレーションCDの中に入っていた、SADINA「I WANT THAT BOY」 ちゅー曲も名曲でしたなぁ。でも、このSADINAって人、よーくしらな いのです。ひょっとして、グループだったりするのかしら。知ってい る人がいたら、おしえてください。  暗くて、せつないものが、たまらなく好きなのです。 ■『渚にて』  このバンドを知ったのは、かれこれ4年前?下北沢CLUB QUEで、シ ュガープラントと対バンしたのを観たのがきっかけです。当時は、ハ レルヤズも何も知らなかったから何の先入観もなくみてました。アコ ースティックなライブで、奥さん(そのときは、まだ恋人?)の竹田 さんがドラムをたたいて歌っていて、その辿々しさが、たまらなくつ ぼにはまって、思わず見入ってしまったことを憶えています。決して 演奏はうまくはなかったけど、心がほんわかするようなライブでした。 (実際は、うまいを通り越した演奏力)。1回しか聴いてないのに、 歌詞なんか覚えちゃったりして。もうその日の夜には、口ずさんでま した。1stも、2ndも私を遠くに運んでくれます。そして今日、3rd アルバムをゲット。 ****************************************************************  こんな具合で、俺ロック史進めてきましたが、なんかちょっと話がず れてしまったような気が・・・・・・。まあ、私の基本はこんな感じな のです。  最近観たライブでは、DMBQが凄かった。頭ガンガンに振ってみていた ら、どっかいっちゃいそうになってしまいました。これぞロックっちゅ ー感じでした。  明日の父の日には、リクエストに答えて藤圭子の『新宿の女』と 『女のブルース』を、プレゼントしようと思っています。では、また。 **************************************************************** どですかー。 こんなネタが続々ですよ。 原稿の方は半永久的に募集しております。 お気が向きまちたら何卒ご執筆あれ! ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●● --------------------------------------------------  遁 レ コ P R -------------------------------------------------- ◆可幸月貝「fragment'95-'98」(TORCD-1)  1,000円(送料+手数料込) 全9曲 遁生レコード4ヶ月ぶりのリリースは、初のCD作品、2 年半ぶりの新作となる可幸月貝のアルバム 「fragment'95-'98」。 遁生、ブランの活動と平行して録り貯めたソロ宅録作品 の集大成。 前作から3曲、遁生時代のデモ、ブランのボツ曲のセル フカバー、その他新曲多数の充実の内容。 全編湿り気と 歪んだ映像に包まれた超私的な音世界。 現在遁レコサイトでは「可幸月貝's Back!!」キャンペー ンを実施中です。小特集も慣行、レビュー、試聴コーナ ー、インタビューを掲載。是非一読あれ! 【これで一発試聴コーナー】  *RealAudioで収録(ストリーム再生) ・intro  http://www.t3.rim.or.jp/~kakou/ram/1.ram ・甘い煙  http://www.t3.rim.or.jp/~kakou/ram/2.ram ・空っぽの僕  http://www.t3.rim.or.jp/~kakou/ram/3.ram ・君  http://www.t3.rim.or.jp/~kakou/ram/kimi.ram ・可愛い君  http://www.t3.rim.or.jp/~kakou/ram/6.ram ・blue sunday  http://www.t3.rim.or.jp/~kakou/ram/8.ram ************************************************** ▼情報提供・投稿はこちらまで kakou@t3.rim.or.jp 「遁レコ通信掲載希望」の旨を明記して下さい。 ▼バックナンバーは遁レコサイトにございます。 ▼新規登録/解除は以下で行うことが出来ます。  http://flier.jcss.net/itiran/00000043.html ▼バックナンバーは遁レコサイトにございます。 ▼無断転載可!但し出典は明らかにして下さい(url等)。 ************************************************** ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ __/遁生レコード__/__/__/__/__/__/__/__/ __/ http://www.t3.rim.or.jp/~kakou/index.htm / __/__/文責/アダチ kakou@t3.rim.or.jp__/__/ __/__/__/__/__/ ICQ#13101410 __/__/__/ __/__/__/__/__/__/__/__/__/__/__/__/ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■