The World of TONSEi RECORDS−ブラン公式サイト−


【誌上オンエア】
Propaganda Pure JAM(FM AIR 86.9MHz)H9.11.9.放送

上記番組にブランが出演。三軒茶屋ローカルのFM局(実際、半径300m位の放送だとか・・・)だけにほとんどの方が聴くことが出来ないため、文字に起こし、誌上オンエアする。



コーナーオープニングテーマ〜以心伝心(short version)/YMO

お姉さん1「ゲストコーナーのリカです。よろしくお願いいたします。」

お姉さん2「マコです。よろしくお願いしまーす。」

お姉さん3「こんにちは。ユウコです。よろしくお願いしまーす。」

お姉さん1「さて今日のゲストは・・・」

お姉さん2「今日のゲストはブランさんです。」

一同「よろしくお願いします。」

お姉さん1「じゃあブランさん。まずは自己紹介からお願いします。」

ブラン1「はい。私、ブランのですね、ギターと唄を担当しております、アダチと申します。よろしくお願いいたします。」

ブラン2「私はベースを担当しております、タカハシと申します。よろしくお願いします。」

一同「よろしくお願いしまーす。」

ブラン2(しゃべろうとするお姉さん1を遮り)「で、あ、ごめんなさい。あと、ドラムがいるんですけど、あのー、オカモトという人がいるんで・・・」

ブラン1「今日は寝坊してしまったんで・・・」

一同「(笑い)」

お姉さん1「じゃあ、普段は3人で活動していらっしゃるん(ブラン1うなづく)。・・・あ、そうなんですか。じゃあ・・何でしょう、ギタ、あ、ドラムが今日はお休みなんですか。感じ的にはどういう曲の雰囲気なんでしょうか。」

ブラン2「・・・そうですねぇ。どうですか、作曲者。」

ブラン1「そうですねぇ・・・すごい・・」

お姉さん1「あ、作曲を?」

ブラン1「あ、私がしておるんですけれども・・・基本的には・・・個人的な事情を吐露させていただいてるっていう・・・、皆様方が楽しく・・・なれる音楽とは・・・ちょっと自信がないんですけれども・・・ええ、まぁそんな感じでやっております。はい。」

お姉さん1「3人はどういうきっかけで知り合ったんでしょうか。」

ブラン2「最近メンバーをチェンジしたんですけど、最初あの、大学のサークルの仲間でコピーバンドなんかをやりながら、3人で組んでて、ドラムを女の子がちょっとやってたんですけど、最近メンバーがかわって、で、やっぱり同じサークル(出身)の人から別のドラマーに頼んでやってもらったというか・・・まぁ。」

お姉さん1「じゃあ、今学生さん?」

ブラン2「いや、もう、卒業して・・・(注/もう随分経つ)」

お姉さん1「もう卒業して、じゃあ、もともとのサークルのメンバーからっていう形なんですか。あ、そうなんですか。」

(間)

お姉さん3「えーと、それでですね。先程(曲を)、先に聴かせていただいたんですけども・・えーと、作曲はどなたがなされてるんですか。」

ブラン1「私が・・・一応あのぉ・・・詞とメロディーは私ですけど、まぁ・・・曲を作り上げるのはバンドですけれども。」

お姉さん3「全部の曲がそうなんですか。」

ブラン1「ま、そうです。はい。」

お姉さん3「は、はぁ・・・。なるほどね。」

お姉さん2「じゃ、詞を聴けば・・・まぁ、大体・・・わかるということですか?」

ブラン1「何がですか?」

お姉さん2「詞を聴けば・・・ほら・・・ね、・・・今回「君をさらって」っていう曲ですけど、誰かさらってやろうとか(笑)、誰かどっかに閉じ込めてやろうとか、ありますか?」

ブラン1「・・・は、はぁ。・・・ちょっと私、しゃべるの苦手なんで、その・・・説得力を持たせるために音楽を付けてる・・・そんな感じでしょうかね。」

ブラン2「だから、あの、曲を持ってきた時に、それを聴いて私は詞はあまり気にしないんですけど、あのぅ、詞を見てアレンジを考えるのではなくて、詞の世界は任せて、さっき云ったみたいに君をさらってやるぞとかそういった意味で唄っているのかはわからないんですけど、まぁその辺は任せているんですけど、それに空間を持たせるような形でアレンジをしていきたいなと思ってやっているんですけどね。」

お姉さん1「曲は、どういう状況で作るんですか。」

ブラン1「状況ですか?・・・やっぱり何か・・・心動かされた時っていうか、感動したり、悲しいことがあったり、腹が立ったりとか・・・そういう時に・・・普段あまりこう・・・バーっと云えないので、うちに帰って閉じこもってガーっと作ると・・・」

ブラン2「ま、だから今の話のように、その時作った曲と、例えばその何ヶ月後だと、その気持ちって違ってくることってあるんですよね、だから、その出来た時にはそのままの気持ちなんだけれども、2ヶ月後だとまた違った自分になっているじゃないですか・・・」

ブラン1「それは(気持ちが)薄まるということではなくて、違った意味での感情移入は出来るっていうか・・・」

ブラン2「だから、そういう意味でライブを重要視していて、結局例えばCDとかで音源にしてしまうと、その時の感情のもので残ってしまうじゃないですか。じゃなくて、その時その時の感情を曲に移入して、表現していくことが出来るようにライブ活動をわりと中心に活動してます。」

お姉さん1「その時のライブによって曲のニュアンスが違ったりとか・・・結構毎回毎回こう、お客さんも少しずつ・・・。」

ブラン2「そうですね、だからライブをやって、ファンというか・・・・そんな大それたことは云えないんですけど、気に入って足を運んでくれる人っていうのは毎回のライブで増えていっているという感じはありますね。」

お姉さん1「ライブのお客さんというのは女性と男性、どちらの割合が多いですか?」

ブラン1・2「・・・・半々位ですかね。」

お姉さん1「あ、半々なんですか。でも何か感じ的に見てると、ちょっとアットホームな、あったかい感じがしますね。」

ブラン2「長いですからね。」

お姉さん1「もう、どれ位ですか。」

ブラン1「バンド自体、4年位で・・・メンバーチェンジしてからは半年位で・・・」

ブラン2「でももともとサークルの仲間なんで、つきあい自体が長いから・・・そういった意味では・・・」

お姉さん1「じゃあ、ちょっと今、曲の話題が出たんですけど、そろそろ曲の方を聴かせてもらいましょう。」

お姉さん2「それでは今日のゲスト。ブランさんの曲で『君をさらって』です。どうぞ。」

君をさらって」流れる

お姉さん3「ブランさんの曲で『君をさらって』でした。はい。聴いていただきましたが、皆さんはどんな感想を持ちましたか。えーと、私個人的にはとっても好きなんですけれど・・・ドロっと、まったりという感じて・・・とっても良いんですが・・・これは3人ともがこういう好みで作ったんですか。それとも、もうアダチさん自身だけの・・・」

ブラン1「うーん・・・いやぁ、結構こういった面はこいつとは共通な趣味だとは思うんですけども、はい。」

お姉さん3「あら、ドラムの方は?」

ブラン1「まぁ、最近入ったばっかりだから・・・・いやいや、共通項だとは思いますけど・・・はい。」

お姉さん2「私はなんかけだるさを感じるって云うんですか、そういう、もわっとしたっていうか・・・感じがしましたけど・・・どうなんでしょう。」

ブラン1「・・・ほぅ。・・・はぁ。」

ブラン2「・・・そうですね。私はうれしいですね、今の感想は・・・」

お姉さん2「なんか真昼間に聴くというより、夜、夜中にこう、じわっと聴きたい・・・」

ブラン1「何か、こう・・・小さい頃、押入にに閉じこもるのが好きじゃないですか。・・・でも押入の中は狭いんだけど、その中に宇宙があるみたいな・・・・全然わかんないか・・・」

お姉さん3「でも、あの、狭い所に帰るのって人間って、こう、胎内回帰みたいのが根強く残ってると、なんかそういうのがあるっていいますよね(注/全然意味がわからん)。」

ブラン1「・・・ああ、そうですね。多分あると思いますね、・・・ええ。」

お姉さん1「マコちゃんとかはどうでしたか?」

お姉さん2「私は、詞を見せてもらいながら聴いてたんですけど・・・・これ、誰が好きなんですか(笑)?これ、すごいですよ、すごい、愛ですよ、愛。・・・それもねぇ、いいですか、私が云っても・・・色んなことを云ってもいいですか。・・・・ひどいとか云わないで下さいね。すごい私の中では超褒め言葉なんで・・・なんか、ほら、妖怪さんが人間に恋したわみたいな・・・だから、すごい何か・・・ひとりで片思いっぽい感じもするし・・・うーん、何かどうしようもない思いが、いっぱい君を君を君をって書いてるから・・・この、なんていうの、文字、言葉を何回も使うとすごくそこに思い入れが入っちゃうんですよねぇ。だからすごい、すごい好きなんだなぁって・・・・。」

ブラン1・2「(その間中)・・・ほー。・・・はぁ。」

お姉さん1「これっていうのはもう、ライブでよく唄われてます?」

ブラン1「ああ、もう一年近く、やってますねぇ、はい。」

お姉さん1「ライブとかは、次回はいつやるんですか?」

ブラン1「あ、ちょっとまだまだ先なんですけども12月の21日に、あの、高円寺の20000Vの方で、いつもここでやってまんすで・・・はい。」

お姉さん1「ホームページがあるんですよね」

ブラン1「あ、はい。あのぅ、私、遁生レコードというカセットレーベルをやっておりまして・・・それの方でホームページを立ち上げておりますので、あのぅ・・・ブランの最新情報なんかもチェックしていただけると・・・・え、ちょっとURLおっしゃっていただけますでしょうか。」

お姉さん3「そうですね。メモの用意はよろしいですか。云いますよ。・・・http://www.tonreco.comです。皆さんここに是非、今日の聴いていいなぁ、ちょっとライブ行きたいなとか、テープ手に入れたいなっていう人は是非是非皆さん、アドレスをたどって行って下さい。」

ブラン1「あ、はい。そうですね。はい。」

お姉さん2「みんなちゃんとメモりましたかね。」

お姉さん3「心配です(笑)。」

お姉さん2「高円寺ってテリトリーですか?」

ブラン1「あ、いつもここでやってます。・・・はい。」

お姉さん2「そうなんですか。・・・高円寺って変な人多いですよね(笑)。」

ブラン1「庶民的な街ですよ。あったかいです。」

お姉さん2「なんか・・・不思議な街のような気がしますけど・・・。高円寺ねぇ・・・(注/この娘は高円寺で過去に何かあったのだろうか)」

お姉さん3「高円寺に合う曲ですよね。」

ブラン1「そうなんすか?そうなんすか?・・・はあ。」

お姉さん2「色でいうなら、琥珀色って感じですかねぇ。なんか茶色のような、薄暗いって感じがしますね。」

ブラン1「・・・はぁ。」

お姉さん3「はっきりした色じゃないって感じ・・・・」

ブラン2「うれしいですね。そういうイメージ的なものが伝わるっていうのが私はすごいうれしいですね。」

お姉さん2「あ、でも、こういう曲ってイメージがよく伝わりますよ。あの、このブランさんの曲ですか。他の曲もやっぱりイメージを思わせるような・・・。」

ブラン2「そうですね。さっきもちょっと話が出たんですけど、詞の内容よりも一番最初に聴いた時のイメージでアレンジしてるので、それが伝わるのがうれしいし、またさっき詞を解読していただいて、改めて、ああ、そういうことを唄っていたのかと(笑)。」

お姉さん3「再認識ですね。」

ブラン2「今度あの、12月のライブの時はまた違ったアレンジで(笑)。」

お姉さん1「じゃあ、また12月のライブはまあ、ホームページを見てということで・・・今日は色々ありがとうございました。」

お姉さん2「今日のゲストはブランさんでした。」


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