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■第12回
アダチ龍光さんのこと
落とし前編

(2003.8.30)
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アダチ龍光さんのこと3
(2002.6.30)
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N○K受信料私見
(2002.5.22)
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アダチ龍光さんのこと2
(2002.5.20)
■第8回
アダチ龍光さんのこと1
(2002.5.20.)
■第7回
オレハタイニホネヲウズム
(2000.1.5.)

■第6回
ブート道〜全部ZEPのせい〜
(99.5.7.)
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ブート道〜序章〜
(99.4.19.)
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顔文字論
(99.1.11.)
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(98.11.6.)
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自分コレクター
(98.9.15.)
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珍説万歳
(98.9.3.)

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第7回 年末年始旅行雑記1999-2000
オレハタイニホネヲウズム


「タイは若い内に行け」やら「俺はタイに骨を埋める」だのここ数年、数人の知人の口からタイ賛美の声を幾度も聞いていた。そんなわけでかなんだか知らぬが、根っからの出不精と「海外旅行なんかくそ食らえ、日本国内の素晴らしさを知り尽くす以前に何故に海外に向かうのだ」が持論だった私が、ここんとこ「タイに行きたい、行きたい」という気持ちを押さえ切れないようになっていた。

でも今にしてみると知人の話から何を持って魅力と感じたのか今ひとつ思い出せないでいたりもする。それまでのタイのイメージって云ったらじめじめ暑くてモワーっと臭い、そんなあまり良い感じを持ってはいなかったのが正直なところ。

まぁとにかく、行きたくなったものは仕方がない。やりたくなったら入れるだけ、そんなものだ。

12月29日の夕方に成田を経ち、バンコクのホテル入りしたのが30日の夜中12時。間2泊3日をバンコクから車で2時間ほどのリゾート地バタヤで過ごし、帰りは1月3日朝6時にバンコクを経つというスケジュールで実質遊んだのは4日間の旅でありやした。

結論から云えば「タイ万歳!」。
若い内じゃなくても行ってよし、そしてオレもここに骨を埋めてもいい。
日光東照宮も色あせる派手派手しきバンコクの王宮や寺院を巡り、バタヤはラン島にて海に遊び、拳銃を打ち。そしてコンピュータ好きなら外せないバンコクはパンティープ・プラザ。著作権無法地帯のブート天国に心躍る、税関ドキドキ。

そしてもう何てったって物価が安い。
タクシーにちょっとやそっと乗ったなら日本円で100円ちょっと。同様にこの金で屋台の飯なら酒飲んでたらふく食える。ちょっとしたレストランに行ったって2〜300円で済んじまう。
実際1万円程度しか使っていないのに王様のように金を使う気分が味わえる。
嗚呼、つかの間の夢。そんな国タイランド。

そんなタイの人たちも実に素敵。
観光地でも海でもどこでも日本人と見るやいなや寄ってきて「絵はがきしぇんえん」「みつあみ300バーツ(約900円)」と始まる。店に入れば店員がぴたーっと客をマーク。商品を手に取ろうものならすかさず計算機を叩いて値段の提示。
でも「いらない」と云えば素直に引き下がるし、「安くしてくれ」といえば素直に何度でも応じ、気が付くと最初の値段の半額になっていたってことも。
商売熱心でいい加減、そしてちょっと内気なタイの人、実に素敵だ。

夜になればバンコクでもバタヤでも若者たちが一斉に街に繰り出す。そのパワーったらすさまじいものがある。屋台ずらーにネオンギラギラもう毎日がお祭りである。それが毎日夜1時過ぎまで続くって云うから一体お前らいつ寝てるんだって話になる。細かいことは気にするな。今日、そして今が楽しければいいのだ。そんな生き様もありだってことも大きな勉強であった。

一方で極端な貧富の差が存在するのも事実。
バンコクの路上では幼児の物乞いがたくさんいて、欧米人らの観光客がコインを与える。しかしちょっと横を見てみるとその子の親らしき人物がお気楽そうに飯を喰っていたりする。この国に同情という言葉はいらないのか。とにかくみんながたくましく生きている。

しばし王様の気分を味わい悦に入っている私はバカな観光客の一人なのか。いや、君たちは今日そして今が楽しければいいと教えてくれた。そして細かいことは気にせずたくましく生きよと私に教えてくれた。
これでいいのだ。

そして私はこの国が大好きになった。そしてこの国のことをもっともっと知りたくなった。よし2000年も頑張ろう。頑張ってこの国にまたやって来よう。
こんな目標もありだろう。

国内に戻って持ち金両替したら三千数百円。
泊まるとこさえあればタイではこれで何日暮らせるだろうか。
いやいやもう日本だよ。今月どうしよ・・・。
これが現実であります。貧乏くそ食らえ!


こんなんじゃタイの魅力の半分も伝わりませんな。嗚呼、もどかしい。
今回パックツアーで出かけておいてなんだけれど、とにかく安く行って大いに遊ぶのがタイ流。高ーい国内代理店のパックで行くのではなく、ネット使って格安チケットとホテル予約をするべきであります。中の上レベルのホテルなら数千円で泊まれるはず。こんだけで数万円浮くわけでその金あったらあれもできるこれも出来る・・・。貧乏人の私が云うんだから間違いない。
観光のツアーだって、現地でホテルでコーディネートしてもらった方が同じ内容で10分の1位の値段で楽しめます。
代理店のオプションツアーをほとんど使わずこの手段を貫き通した私は現地ガイドからちといやーな顔をされましたが。「お店ではぼったくりに注意」みたいなことを云っておいて、一番のぼったくりはこいつらだったりして。いやいや安心に高い金払うわけですな。いい人でしたよチャイさん。

以下参考サイトです。旅行前以下のサイトを巡って旅情がどんどん高まっていきました。特に最後の「11日間自由旅行」は読ませます。

 ○ヤフートラベル タイ基本情報
 http://travel.yahoo.co.jp/arukikata/basic/world/thai/thai.html

 ○AMAZING THAILAND
 http://village.infoweb.ne.jp/~akira/thai.html

 ○1999年タイ旅行記パタヤ&バンコク11日間自由旅行
 http://www.alpha-net.ne.jp/users2/masakioh/thai/thai.HTML

(2000.1.5.)

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